どうもーくまおです。
やっと長かった緊急事態宣言が解除されましたね。
延長により予定より期間が長くなり、ストレスを感じることが多かった印象があります。
私が働いている会社は特にコロナの影響を受けるような業界ではないので、送別会やプロジェクトの打ち上げが出来ない程度ですが、それでも今まで通りのことが出来ないことは窮屈に感じます。
もし、コロナの影響をモロに受ける会社であれば売上が減り、給料やボーナスにも影響してきます。そういった企業にお勤めの方は、私などとは比べ物にならないストレスを感じているはずですので、私が感じている程度のストレスは我慢しなければなりませんね。
幸い周りでも、ワクチンのお知らせを受け取っている方が増えてきており、実際に接種した人もいるので早く感染が落ち着いてほしいものです。
さて、今回はSBI証券の口座を開設してから貯め続けた「SBIチャレンジポイント」を使って始めてIPOが当選しましたので記事にしていきます。
目次
IPOとは
IPO(Initial Public Offering)とは新たな企業が株式市場へと上場し、自由に株式を売買出来るようにすることを言います。
IPOをする企業の株式は、株式市場に上場する前に予め個人投資家に対して一定数が配分されます。IPO株式は幹事と呼ばれる証券会社に配分され、証券会社はその会社ごとに個人投資家に対して募集が行われます。
募集方法は証券会社によって異なり、抽選によらない方法で配分する場合と完全抽選による方法の2種類に分かれます。
ネット証券は比較的完全抽選による方法が多く、店頭販売なども行っている従来の証券会社は、抽選によらない方法での配分が多い傾向です。
抽選に当選したあとそれぞれの個人投資家に配分されるときの金額は、仮条件として一定の値幅で決定されます。
(「1500円~1750円」のような感じです。)基本的にある程度人気がある株は、上限いっぱいの金額で決定されます。
仮条件で決定された金額を「公募価格」といい、上場する前の株価となります。
「公募価格」で購入した株式は株式市場へ上場後、好きなタイミングで売却することができ、上場後最初に値がつく株価「初値」と「公募価格」との差額で利益を得ることを「IPO投資」といいます。
IPO投資はこの「公募価格」と「初値」の差が出やすく、勝率が高い投資方法のため、個人投資家に人気があります。
IPO投資については、過去記事の【初心者向け】IPO投資をおすすめする3つの理由で詳しく書いておりますので興味がある方はご覧ください。
IPOチャレンジポイントとは
IPOチャレンジポイントとは、「SBI証券」で行われているプログラムの一つで、SBI証券でIPOに申し込み抽選に外れた場合に付与されるポイントプログラムです。
貯めたポイントは次回のIPO申込みの時に使用することでき、申し込み時に使用したポイントが多い順にIPOに当選することが出来ます。
基本的にIPOは、完全抽選かその証券会社の裁量によって付与されることが多いですが、このIPOチャレンジポイントは、ポイントを貯めれば必ず当選することが出来るので誰にでもチャンスがあります。
IPO投資は勝率が高く銘柄によっては大きく儲けることができますので、このIPOチャレンジポイントを貯めることは資産形成するうえで有利な方法といえます。
IPOチャレンジポイントを使って当選した企業は
今回長年貯めてきましたIPOチャレンジポイントを使用し、IPOに当選しました。
当選した企業は【(7318)セレンディップ・ホールディングス】となります。
セレンディップ・ホールディングスは、中小企業の経営コンサルティングや経営者の派遣M&A、製造事業などを手掛ける企業です。
2020年12月期(第3四半期)時の概況は、時価総額146億円、売上105億円、経常利益3億8千万円でした。
時価総額はやや高いですが、事業内容については現在の中小企業の後継者不足が問題視されているなかで、今後同社の業績が伸びることが期待出来ます。
また、上場後にベンチャーキャピタルからの売り出しに対してきつめのロックアップがされていて、株価上昇の妨げが低いので初値が伸びると予想しました。
IPOチャレンジポイントは何ポイント使用したのか
ある程度人気があるIPOに当選したいのであれば、最低ラインは300ポイント~となります。
近年はこのIPOチャレンジポイントも知られてきており、最低ラインが上がってきています。
今回当選のためにIPOチャレンジポイントを「387ポイント」使用しました。
割り当てられた株数は200株で、公募価格は「1,130円」になったため、初期投資額は226,000円になります。
IPOに当選した場合は複数枚数当選することもあるので、申し込みをする時は300株以上することをオススメします。
購入したIPOを売却した得た利益は
IPO投資で一番大切なことはまずは抽選に応募して当選することですが、それと同じくらい大切なことは当選した株式をいつ売却するかです。
当たり前ことですが売却しなければ利益は確定しません。IPO投資は上場後「初値」を付けた日に大きく取引されるので、その後に株価が上昇することもあれば一気に下落することもあります。
そのため、タイミングを逃すとせっかく抽選で当選しても、利益が減ってしまう可能もあります。
そのため、IPO投資では「初値」で売却することをおすすめします。
そうすれば大きな下落に巻き込まれずに済みますし、サラリーマンの方でも株価を気にする必要がなくなります。
私もこのやり方で売却することにより「1,656円」で売却することが出来ました。
200株ありましたので、1,656円-1,130円×200株=105,200円の利益を得ることができました。
本来ならば儲かっているのでうれしいですが、IPO投資では1ポイント当たり儲けも大事な要素になります。
今の相場で言えば、1ポイント500円を超えるくらいは狙いたいとこでしたが、くまおの場合は「1ポイント=271円」でした。
正直もう少し高くなると考えていたので、銘柄選びを慎重にやればと後悔しております。
このポイントを貯めるまで4年近くかかっていますからね…
ただ、勿論損をしてはいないので、手間は多少かかりますがかなり固い投資手法ということには変わりありません。
今後の戦略
今回で貯めていたIPOチャレンジポイントは全て使用してしまったので最初から貯め直しとなります。
次を購入できるのは何年か先になりますが、また地道に申し込みを行い貯めていきます。
今は妻と子供2人も口座を開設しておりますので、家族で合計4口貯めています。
子供達はジュニアNISAで口座を開設したばかりですので、まだポイントは貯まっていませんが、妻の分の口座は100ポイントを超えているので、少しは早く挑戦が出来そうです。
投資は長い期間をかけてやるものなので、通常行っている高配当株投資やインデックス投資の他にこういったお楽しみ的な投資も並行して行なうと飽きずに続けることが出来ます。
当たったらラッキー位の宝くじ感覚で行えるのも、このIPO投資の良い所です。
何だか投資は怖いとか損をしたら嫌だと考える人は、このIPO投資から始めるのもおすすめです。
ぜひ楽しみながら一緒に投資を続けていきましょう。
ではまた次の記事でー