30代・40代サラリーマンは忙しい。
20代の頃は仕事で覚える事が沢山ありますが、周りの先輩が仕事を教えてくれたり、フォローをしてくれるのでなんとなくでも仕事が出来てしまいます。
しかし、30代の後半位になってくると仕事の質を求められるようになり、本質を理解していないと対応が難しくなります。
仕事の本質を理解するためには、会社の置かれている状況、お客との現在の関係性、経済状況など知っておかなければならない事も増えてきます。
そのため、仕事中以外でも勉強する事が沢山あり、時間が必要です
また、結婚されている人ですと、子供が生まれたり、マイホームを購入したりと何かとお金がかかる時期でもあります。
このように、30代・40代は時間とお金両方が必要になる時期です。
特に家族がいると将来子供の学費や住宅ローンの返済、老後資金の準備などお金が沢山必要となるため、サラリーマンだけの収入では心配になり、副業や投資で足りない部分を補おうと考えている方は多いことでしょう。
投資は、確かに成功すれば不足分の金額を補えたり、サラリーマンの収入以上を得ることも可能です。
しかし、投資は高度な専門知識を必要とすることが多く、忙しいサラリーマンが一から勉強するのは大変です。
「なんだよ。また勉強しないと始められないのかよ。じゃあ投資も無理じゃん。」
確かに投資をする上で勉強をした方がいいのは確かですが、しっかり勉強するのには時間がかかりますし、その間の投資機会も失ってしまいます。
それではもったいないです。
おすすめは【少額で定期的に購入】から始めることです。
そうすることにより、経済に興味を持つようになり自然と勉強するようになります。
また、少額であれば、たとえ購入した時より値下がりしてもそれほどダメージを負うことはありません。
では、どこに投資をすればいいかについて書いていきます。
投資あくまで自己責任ですので、ご自身で納得して購入をお願いいたします。
おすすめは米国ETF【VTI】
投資する対象は沢山あります。
株式、国債、仮想通貨、投資信託、ETF、為替、金、不動産投資…
数ある投資対象の中でくまおがおすすめしたいのは、
米国ETF【VTI】です。
ETFとは日本語で「上場投資信託」という意味で、金融商品取引所で取引される、NYダウや日経平均などのある指数に連動するように運用されている投資信託の一種です。
ETFには指数連動型以外もありますが今回は説明を割愛します。
このVTIという商品は、米国株の投資可能銘柄のほぼ100%を一纏めにした内容になります。
投資対象の上位銘柄は、上から「Apple」、「Microsoft」、「Amazon」、「Alphabet(Google)」、「Facebook」と世界を代表する内容になっています。
この世界的な企業を含むほぼ全ての企業に投資できるのが【VTI】なのです。
なぜ【VTI】なのか
ではなぜ数ある投資対象から【VTI】がおすすめなのか。
【VTI】は、ほぼ全ての米国株をまとめて購入するため、ある株の業績が悪く株価が下落しても、他の株の業績が良ければ株価は上がるため結果的にはリスクを分散することが出来ます。
例えば、米国株を個別で購入するとして一番懸念されることは、決算資料などの財務情報が日本株と比べ収集するのに苦労することです。
今でこそ、ブログやYoutube等で情報を上げてくださる方もいますが、やはりタイムラグが生じます。
株価が下落したときに、その理由がわからないとそのまま持ち続けるのか、それとも売却するのかを投資判断をする材料がないことになります。
決算の内容が衝撃的で、当分の間財務改善が見込めない内容の場合、株価は下落を続けるでしょう。
下落するときはあっという間です。その判断をする材料を集めるのが大変なので米国株投資は難しいと敬遠されるのです。
しかし【VTI】であれば、ファンドが決められた指数に基づいて運用をしてくれます。
ですので、忙しいサラリーマンにも投資しやすい商品といえます。
米国株の優位性
米国株投資は過去のデータをみても日本株に比べ圧倒的に優位性があります。
まず、下のグラフは1959年から2019年までの各年の終値を基に作成した、日経平均株価になります。
日経平均株価は1959年から高度成長期の波に乗り、1989年まで右肩上がりで成長しました。
1989年は日経平均株価の最高値が付き、終値は38,915円にまで達しています。
しかし、バブル崩壊後は一気に株価が暴落し、終値が10,000円を割込んでしまう場面もありました。
バブル崩壊後20年は、株価が上がらず長い不景気の時代でした。
その後、アベノミクスにより、現在は株価が20,000円代に回復しています。
こうやってグラフを見ていただくとよくわかりますが、日経平均株価は30年前の株価に遠く及んでいないことがわかります。
次に、下のグラフは1959年から2019年までの各年の終値を基に作成した、S&P500になります。
S&P500とは、米国を代表する500銘柄を基に算出される株価指数で、米国版の日経平均と思っていただければ大丈夫です。
1959年以降右肩上がりを続けており、今もなお最高値を更新し続けています。
途中、リーマンショックなどにより一時的に下落する場面はあるものの、数年で回復しております。
(過去を振り返れば、むしろ経済危機の株価暴落時に仕込めば、その後の株価上昇の恩恵を多く受けれたことになります。)
米国株への投資は、過去どの場面で購入したとしても値上がりしている状態なのです。
最後に、過去に購入した場合どれだけ株価が上昇しているかを表したのが下記の表になります。
例えば、20年前の1999年に購入した場合で比べてみると、2019年の株価と比べ、日経平均株価は1.24倍上昇に対して、S&P500は2.2倍になっております。
その他のどの年を比べても、S&P500は日経平均を上回るっており、米国株投資の方が優位性があるといえます。
忙しいサラリーマンこそ米国ETF投資を始めてみよう。
米国株は過去をみても、何十年も上昇を続けており、どのタイミングで購入してもその恩恵を受けることができます。
その米国株のほぼ全てを纏めて購入できる【VTI】への投資は、難しい企業分析をしなくても安心して買い進められる数少ない商品です。
また、定期的に少額づつ購入すれば、急な株価暴落でも平均株価を下げることができるのでさらにリスクを抑えながら投資することも出来ます。
以上のことから忙しいサラリーマンにおすすめの商品 【VTI】
あたなもリスクを抑えながら投資を始めて、将来の生活が豊かになるのを目指しましょう。
くまおも将来のために定期的に購入して、50歳でセミリタイアを目指します。
最後に投資は自己責任ですので、ご自身で納得してから購入して下さい。
ではまた次の記事でー