株式投資

【株式紹介】3763プロシップ

毎朝通勤電車の人々の顔を見ていると、みんな疲れた表情をして自分の目的地まで死んだ目をして佇んでいます。

ほとんどの人がスマホでゲームやSNS、まとめサイトなどを見ています。

目的地までの暇つぶしをしているのでしょう。

自分も今まで同じようにただ電車に揺られながら時間が過ぎるを待っていました。

ただ最近はブログのネタを考えたり、会社での仕事の段取りを考えたりして過ごしているため、案外電車での空間も苦にならなくなってきています。

時間は限られているので無駄にしないように心がけています。

ブログを始めたのもただ時間を浪費していることに不安を感じ、「このままではダメだ。」「日曜日のサザエさんが全然が楽しくない」と思ったからです。

何かをやることはとてもパワーがいるし、億劫で最初の一歩がなかなかでませんが、案外動き始めると新しい発見があって楽しいものです。

一度動き出せばあとは自分で考え、分からないことがあれば調べたりしているうちに自分の知識なっていきます。

そして偉人のこの言葉が胸に刺さります。

最も難しいのは行動に移すという決断だ。あとはただ続けるだけでいいのだから。

アメリア・イアハート

まったくその通りだと思います。
このまま愚直にブログを続けていきます。

あいさつが遅れました。

どうもーくまおです。

ふと電車に乗って感じたことを書いてみました。

どうせ電車には乗らなきゃ仕事に行けないのだから、皆さんも有意義に過ごしましょう。

前置きが長くなりましたが、今日も日本株の紹介をしていきます。

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【株式紹介】3763プロシップ

1.企業概要

プロシップの事業は「パッケージ ソリューション事業」「その他事業」2事業からなります。事業の内容は下記の通りとなっております。

①パッケージ ソリューション事業
プロシップの主力製品である「ProPlus」という固定資産システムやリース資産管理システム等のコンサルやシステムの導入、保守までを含む事業

②その他事業
システムの受託開発及び運用管理業務等の事業

プロシップは固定資産システムやリース資産管理システムを主力としている企業です。

会計の業務をしたことがない方はあまりピンと来ないかもしれませんが、固定資産の管理は大企業ほど数が膨大になります。
また建物などの長期に使用する資産は管理が何十年にもわたるケースがあります。

近年会計基準が頻繁に変更になり、そのたびにシステムも改修しなければならない等、管理運営が大変なシステムです。

また、プロシップではリース資産の管理システムも提供しております。
リース資産は会計処理がとても複雑で、顧客との契約によりファイナンスリースやオペレーティングリースの区分を判定して処理を変えなければなりません。

プロシップのリース資産管理システムは、その複雑な判定も企業ごとにあらかじめ設定した基準で自動判定できるなど、複雑な処理に対応できるように設計されています。

このように固定資産に特化してさまざま顧客のニーズに答えるように設計しているため、さまざまな企業で導入されております。

プロシップの固定資産システムを導入している企業

  • 味の素
  • 清水建設
  • Yahoo Japan
  • 旭化成
  • 日清

2020年4月現在で4,823社に導入されています。
業種別売上高ランキングにおける上位10社のうちのシェアが半数の51%になっておりそれだけ多くの企業に信頼されているのが伺えます。

固定資産のニッチな産業ですが、だからこそ突き詰めていき他にまね出来ない機能やサービスを提供している結果です。

2.株価

株価:1,437円(2020年8月4日現在)

過去3年間は1,000円を下限1,400円を上限にレンジで動いています。
だいたい半年周期で下げたり上げたいを繰り返しているようです。

2017年はやや早めに上昇していますが、だいたい1月前後に上昇することが多いようです。

直近の2020年1月も大きく上昇しており、今までの上限であった1,400円をブレイクして1,600円まで上昇しました。

その後はコロナにより大きく下落し、1,000円を割り込むところまで下落しました。

ただ、コロナの影響をそこまで受けない事業のため一気に3か月程度で1,400円台まで急回復しています。

1,000円近辺で仕込みた方は大きく含み益がある状態になっています。

私も平均取得単価1,090円で購入しております。

3.営業収益

営業収益は2013年3月期で34億円でしたが、2020年3月期には50億円と7年で1.5倍と順調に業績を伸ばしております。

その間の決算でも2015年3月期を除く年で前期の営業収益を更新しており、右肩上がりの理想的な形となっております。

こういう会計システムは一度会社で採用されれば、よほどのことがない限り数年は使用され続けます。

同社の強みは導入する企業が増えていけば、毎年システムの保守料が積み上がっていくことになり、営業収益が安定していくことです。

これからも安定して業績を伸ばしていくことでしょう。

4.営業利益・営業利益率

営業利益は2013年3月期で8億3千万円から順調に利益を伸ばしており、2017年3月期には15億4千万円まで上昇しております。

その後2018年3月期は14億4千万円、2019年3月期は15億3千万円とやや減少しておりますが、順調に利益を出しています。

直近の2020年3月期は14億7千万円と前年よりやや営業収益が減少していますが、概ね順調な決算となっております。

利益率は2013年3月期は24.2%でしたが、2017年3月期は37.5%と大きく上昇しております。これは営業収益のうち3割以上が利益がということにです。

同社は大掛かりな設備投資が必要なく、材料などの費用もかからないので売上原価の大半は人件費となります。

そのため、営業収益が伸びれば必然的に利益率は上昇していくことになります。

2019年3月期までは利益率が30%台と高水準で推移しております。

2020年3月期の利益率は29%と営業収益が伸びているのに減少している要因ですが、退職金規定を変更しており「退職給付費用」が増加しているためです。

ただし、これは今まで引当していた退職金の料率を変更したことによる上昇ですので、2020年3月期のみの一時的な費用になりますので、翌期以降には影響してこないため、利益率は改善されるでしょう。

5.1株当たり配当金・配当性向

2013年3月期の配当金は1株当たり17.5円でしたが、一度も減配せずに確実に上昇を続け2019年3月期には35円と6年で倍になっております。

好業績を続けている企業は、確実に配当金を支払ってくれますので、高配当投資をするのであれば、こういった企業を選択していきたいですね。

2020年3月期は45円となっておりますが、これは「創業50周年」の記念っ配当10円が含まれているためです。

同社は株主還元に積極的なため配当金を多く支払っております。

配当性向は2013年3月期は38.6%で2017年3月期までは30%台で推移しております。

2018年3月期、2019年3月期と増配を続けているため48.6%と10%ほど上昇しています。

直近の2020年3月期は記念配当があり65%まで上昇しておりますが、来期からは通常配当のみになりますから50%前後の配当性向になることが予想されます。

無理しないところで確実に配当を支払い続けてほしいですね。

6.株主優待

プロシップでは株主優待を実施してます。

100株以上保有で毎年1回いただくことができます。

  1. 100株以上500株未満
    QUOカード 1,000円分
  2. 500株以下
    2,000円分
  3. 100株以上500株未満
    (継続した保有期間3年以上の場合)
    2,000円分
  4. 500株
    (継続した保有期間3年以上の場合)
    3,000円分

長期保有でも増額されるのが地味にうれしいですよね。

私はいただいたQUOカードでブログ制作のための書籍を買いました。
専門書籍はいつも本屋で手を取るんですけど高いからまた本棚に戻しちゃうんですよね。(笑)

いただきもののQUOカードなら自分の腹が痛まないのでそれほど悩まずに購入することができます。

今後も配当を増やすために節約と収入の増加を頑張ります。

応援お願いいたします。

以上くまおでしたー

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